こども食堂ボランティア活動
寄付と共に行われる有志ボランティアの様子

2024年、Pictet GroupのPhilanthropic projectsの一環で、Pictet Foundationより「認定NPO法人 全国こども食堂支援センター むすびえ」への寄付がなされました。この寄付金を通じて東京都に点在するこども食堂の現場でボランティア活動を行っております。こちらのページでは、こども食堂を通じてボランティアを行うピクテ社員の活動報告と共に、運営団体の皆さまの活動や子どもたちの様子など、地域に根差すコミュニティに参加させていただく社員ボランティアの目線でお伝えいたします。
2024年度活動報告
2024年度4月より、都内4か所のこども食堂にて、月1-2回の頻度で、有志社員によるボランティア活動を行っています。活動内容は調理のお手伝いや配膳、お弁当詰め、配布用食材の袋詰め、子ども達との交流など、現場に応じて多岐に亘り、運営の皆さまのお手伝いをいたしました。運営の皆さまや子供たちの輪に参加させていただき、ボランティアに参加した社員一同、地域コミュニティの重要性や次世代に対する社会貢献活動の意義などを実体験として感じる事ができました。
参加した社員からは、さまざまな感想が寄せられています。
親子だけでなく地元の高齢者も招かれているこども食堂で、「独りではなく、みんなと食べるご飯は本当に美味しい」という言葉が心に沁みました。世代を超えた空間で皆が一緒に食事を楽しむ姿を見て、地域に貢献できていることを実感しました。
塾に行く前の時間に一人で遊びに来た子どもとゲームを楽しみました。ボランティアの学生や大人との交流の機会が子どもたちにとって貴重な時間であることを知り、このような場が親御さんにとって大いに助けになることを感じ、地域の支え合いの重要性を改めて認識しました。
近隣のお店や個人支援者、調理専門学校など、多方面から支援物資が集まり、それらを必要としている人々に届ける活動が行われており、フードロスへの対策と同時に地域のつながりの場として素晴らしい取り組みがされていると感じました。
自分でもこども食堂を立ち上げたいと考える方がボランティアとして参加されていたり、地域の民生委員や区役所の方も見学に訪れていたりして、子どもたちに食事を提供するだけでなく、多くの方にこども食堂を知ってもらい活動の輪が広がる場となっていました。こども食堂は運営者の方針によってさまざまな形態が存在することを知り、全国でこども食堂の数が1万か所を超えているということも納得できます。いつか自分にもできるかもしれないという気持ちが芽生えました。
10 月 : ハロウィンBBQこども食堂イベント
支援先こども食堂のひとつである「ハーブ&おいしい野菜塾レストラン」と、むすびえ&ピクテ協賛で、ハロウィンBBQこども食堂イベントを開催いたしました。大勢の地域の子どもたちと親御さんが参加くださり、総勢60名分のBBQを12名の社員ボランティアで焼き上げ、みなさまにふるまいました。思い思いの仮装をした子どもたちが、お肉や焼きそばを頬張りながら「美味しい!楽しい!」と笑顔になる姿をみて、社員一同元気を充電することができました。最後には社員ボランティアが事前に準備したお菓子の詰め合わせをプレゼントし、ハロウィン気分満載のイベントとなりました。
今後も社員一同、社会に対するサスティナビリティの意識を高め、継続した地域社会への貢献を行ってまいります。