ピクテ・ミライ・サポーターの声 -寄付活動を通じて-

interview

 

ピクテ・ミライ・プロジェクトに参加する社員ボランティア、「ピクテ・ミライ・サポーター」にインタビューを行いました。

担当道府県への思いや、活動におけるエピソードを語ります。

 


Interview



ピクテ・ジャパン ストラテジスト 糸島 孝俊さん


広島県 「広島版里山エコシステム構築事業」




Q1.ピクテ・ミライ・プロジェクトに参加した理由は?

日本は欧米に比べると寄付文化が根付いておらず、身近に感じられていないのでは、と思います。それは、機会がないという事が理由の一つなのかもしれません。そのため、セミナーなどでお客様と直接お会いする機会がある自分が、当プロジェクトに率先して参加し、日本に寄付文化を広める一助になれたらという思いを持って参加しています。

Q2. 広島県を希望した理由は?

セミナー講師として日本の各地へ行く機会があるので、自分が携わった地域へ貢献したいと考え、希望しました。他に、福岡県も担当させて頂きました。


Q3.寄付先事業を選定した理由や、事業に対する思いなどをお教えください。

広島県庁のご担当者に当プロジェクトのお話しをしたところ、外部の委託先をご紹介いただきました。弊社のように寄付をしたい企業と、寄付を募っている事業を繋げる役割を担う組織です。広島県は寄付のマッチングを専門家に依頼しているのですね。東京にいらっしゃったので、広島県庁にお電話したその1時間後には弊社オフィスにお越しくださるというスピード感で、本気度を感じました。

ピクテのフィロソフィーや寄付のテーマをお伝えしたところ、いくつか事業をご紹介してくださいましたが、その中から、『広島版里山エコシステム構築事業』の「自然の学びを、生きるチカラに。~三段峡は体験と学びの野外博物館~」プロジェクトを選ばせていただきました。これは、広島の自然を守るリーダーを育てる事業で、環境教育プログラムを実施しています。ユニークで長期的な視野でとても良く考えられた取り組みで、対象は小学生なのですが、講師を中高生が担うのです。それをサポートする形で、大学生や社会人も参加します。つまり、自然への関心をもって参加した小学生が学び、中高生になったときに講師として活躍し、大人になったら中高生講師をサポートするという、次世代に受け継がれていく形になっているのです。良い取り組みでも高齢化などで継続が難しくなることが多々ありますので、長期的に続けられる仕組みを作るという事は重要なポイントだと思います。また、自分自身も子供の頃の自然体験は今でも強く印象に残っており、大人になってからでは得られない感性や感覚を築くと感じていますので、こういったプログラムをきっかけに子供たちに自然と関りを持って欲しいと思います。




 おわりに. ピクテ・ミライ・プロジェクトの活動について。

当プロジェクトを知ることで皆さんに寄付を身近に感じて貰えたらと思います。また、ピクテの歴史的な慈善活動や将来世代を考えた経営哲学に共感して頂けたら嬉しいです。