2025年3月28日、在日スイス大使公邸にて、春のクラシックコンサート By ピクテ・パトロネージュ・プロジェクトが開催されました。

イベントでは約50名のお客様をご招待し、荒井里桜さんの演奏をお楽しみ頂きました。

ジュネーブの北側、スイス ローザンヌ音楽高等学校にて演奏技術と音楽への研鑽を積んだ荒井里桜さん。二度目となる在日スイス大使公邸にて、スイスの歴史や文化に通じる楽曲を選曲し約１時間の演奏をいたしました。

前回から新たにアーティストとして研磨を続けた荒井里桜さんは、スイス・日本の国境を芸術という架け橋で繋ぐべく、様々なお客様と積極的にコミュニケーションを取っていらっしゃいました。

リハーサルの時から、春の風と共に窓辺から運ばれてくる演奏に荒井さんにお会いする前から演奏を楽しみにしていらっしゃった駐日スイス大使。実際の演奏会でも荒井里桜さんの若き才能をしっかりとご鑑賞いただき、スイス、そして日本と音楽について深く語られていました。

前回とは異なりさらなる音の厚みを持った三重奏がもてなす本イベントは、スタッフを含む参加者全員が、芸術を起点にスイスと日本の絆を確かめる大変有意義なものとなりました。

■演奏

荒井里桜（ヴァイオリン）佐藤晴真　(チェロ)

沼沢淑音 (ピアノ)

■ 演奏曲

J.S.バッハ：ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003より　第3楽章、第4楽章　

メンデルスゾーン：ピアノ三重奏曲第1番　ニ短調 作品49