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- 株価下落で、世界公益株式の配当利回りは上昇
新型コロナウイルス感染拡大懸念を背景に公益株式も続落しました。こうしたなか、世界の公益株式のバリューエーションは、利回り面で見ると魅力的な水準にきています。
新型コロナウイルス感染拡大懸念を背景に市場は続落し、世界公益株式も大きく下落
世界の株式市場(MSCI世界株価指数、現地通貨ベース)は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済の成⻑を抑制するとの⾒方が強まり、企業業績にもマイナスの影響が懸念されることなどから、続落しました。こうした市場全体の流れを受けて、世界公益株式市場(MSCI世界公益株価指数、現地通貨ベース)も大きく下落しました。世界公益株式は11セクター中(GICS第1分類)で年初来唯一プラス(注)で推移していたため利益確定の売りに晒されたことなどから下げ幅が大きくなりました。注:2020年2月27日現在
株価下落を受けて、世界公益株式は利回り面で魅力高まる
こうした株価下落を受けて、世界公益株式のバリューエーション(投資価値評価)は、利回り面で見ると魅力的な水準になっているとみています。 日次ベースで利回りデータが取れる米国の公益株式の平均配当利回りと米国10年国債の利回りを比較すると、ここにきて正反対の動きをしていることが分かります。
米国10年国債利回りに対する利回り差異が急拡大
この結果米国公益株式の配当利回りの米国10年国債利回りに対する利回り差異が急拡大しました。
2月28日につけた2.08%の米国公益株式と米国10年国の利回り差異は2013年5月2日の2.10%以来の高い水準で、およそ1.5標準偏差の水準をつけており、過去平均からみても高水準となっています。インカムゲインとしての魅力も高まっており、バリューション(投資価値評価)的には、中長期的な投資機会を提供していると見られます。 尚、3月2日には株式市場は大幅に反発しているため、同利回り差異は1.89%の水準です。
※株価指数は配当利回り(税引前)、債券指数の利回りは最終利回り(税引前)
※株式は配当、債券は利率(クーポン)等を基に算出しており、商品性は異なります。
出所:ブルームバークのデータを使用し、ピクテ投資投資顧問作成
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