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株式、債券がプラス要因となり年初来の基準価額は上昇
2019/12/17

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概要

「ピクテ・インカム・アルファ・ファンド(毎月分配型)」の基準価額は、年初来で株式と債券がプラス要因となり上昇しています。当ファンドは、世界の高配当資産株に世界のソブリン債券を加えることで、中長期的にプラス・アルファの安定感を目指しています。



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年初来で基準価額(分配金再投資後)は上昇

「ピクテ・インカム・アルファ・ファンド(毎月分配型)」の基準価額は、2019年11月末現在、年初来で+289円の4,643円となっています。基準価額の変動を要因別にみると、株式で+684円、債券で+64円、為替で-77円でした。なお期間中、1万口あたり330円の分配金をお支払いしています。 なお、年初来の当ファンドの騰落率は分配金再投資後ベースで+14.6%でした。

当ファンドの基準価額上昇に対する寄与がもっとも大きかったのが株式要因です。世界の株式市場は年初来で大きく上昇しています。先進国株式市場は、米中通商協議が好材料と悪材料が出る中、2019年の株式市場に大きな影響を与えてきましたが、足元では第1段階の合意への期待が高まっていること(12月に合意に至りました)、米国が利下げに転じたことをはじめ、世界の多くの国・地域で金融緩和策などの景気刺激策が実施されていることなどが大きなプラス要因となってきました。

債券要因についても基準価額のプラス要因となっています。先進国ソブリン債券市場は、世界経済の減速が懸念される中で、米国や欧州をはじめ多くの国や地域で金融緩和策が実施されたことなどを受けて8月にかけて上昇基調(利回りは低下)となりました。9月以降は、米中通商協議の進展期待や英国の欧州連合(EU)からの合意なき離脱に対する懸念の後退などを背景に、リスク回避の動きが後退する中、下落(利回りは上昇)に転じていますが、年初来では上昇(利回りは低下)しています。

為替要因については、金融緩和を実施した多くの国・地域の通貨が円に対して下落したことなどが影響し、マイナス要因となりました。

世界の高配当利回りの資産株にソブリン債券を組み合わせることで、中長期的にプラス・アルファの安定感を目指す

各国の中央銀行による金融政策により、世界経済の急速な減速は回避されていますが、このような状況は世界経済の危機的局面からの脱却を意味するわけではありません。物価の上昇と企業債務の増大が、貿易戦争の打撃を被り資金不足に陥った企業に対する支援を迫られる政府のジレンマとなっています。そのため世界の株式市場、債券市場ともに価格変動が引き続き大きくなる可能性があることには注意が必要と考えます。

こうした不透明な局面においては、インカムの安定性や投資資産の価格変動の小ささが注目されると考えます。 当ファンドは、世界各国からインカムを獲得するために、世界の高配当利回りの資産株に約80%とソブリン債券に約20%投資しています。株式の中でも相対的に価格変動が小さな傾向のある世界の高配当資産株に世界のソブリン債券を加えることで、中長期的にプラス・アルファの安定感を目指しています。




基準価額推移
日次、期間:2007年6月25日(設定日)~2019年11月29日

基準価額は、信託報酬率等控除後。基準価額(分配金再投資後)は、購入時手数料等を考慮せず、税引前分配金を再投資した場合の評価額を表します。



●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
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お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資リスク、手続き・手数料等については以下の各ファンド詳細ページの投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

ピクテ・インカム・アルファ・ファンド(毎月分配型)