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「ディフェンシブ・グロース」の魅力
2023/09/29

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概要

当ファンドの投資対象となる世界のセキュリティ関連企業は、幅広い分野に存在していますが、当ファンドのポートフォリオとしては、景気減速局面でも業績の下振れリスクが小さく、継続的な成長が期待できる「ディフェンシブ・グロース」の特徴があると考えられます。



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セキュリティ関連企業は、幅広い分野に存在

当ファンドの投資先となる世界のセキュリティ関連企業は、幅広い分野に存在しています。各分野における「セキュリティ」に関する長期的なトレンドやニーズを考慮し、良好なファンダメンタルズ(基礎的条件)を有するセキュリティ関連企業の株式に分散投資を行っています。

また、当ファンドの運用チームでは、世界のセキュリティ関連企業を業績の特徴別に3つの投資セグメントに分類し、マクロ経済環境や金融市場の動向などを踏まえつつ、投資セグメントの投資比率の調整も行っています。

「ディフェンシブ・グロース」の特徴を示す、当ファンドのポートフォリオ

また、当ファンドのポートフォリオの中核となる投資セグメントは、「セキュリティ関連サービス」になります。

このセグメントに分類される企業は、検査受託サービスや警備サービス(ホームセキュリティなども含む)、データセンター、決済関連など、多岐にわたる分野に存在しますが、これらには大きな共通点があります。それは、顧客との継続的な契約をベースに各種サービスを提供している点です。企業側は、顧客との契約がいったん成立すれば、解約されない限り継続して収入を得ることができます。また、一般にセキュリティ関連サービス企業と顧客における契約期間は比較的長く、安定した契約関係を築いています。それゆえ、セキュリティ関連サービス企業は、相対的に安定した業績推移が期待できると考えられています。

さらに、AI(人工知能)など情報技術分野のイノベーションを受けて、ますます重要となっているサイバーセキュリティ分野の企業(投資セグメントでは「ITセキュリティ製品」に含まれる)についても、製品の「売り切り型」ビジネスから、「サブスクリプション型」ビジネス(顧客が製品やサービスを「一定期間利用する権利」に対して料金を支払う)への転換が進んで、より安定した業績動向が期待できるようになっています。


実際に、当ファンドと同様の運用を行うピクテの類似運用戦略における投資先企業の利益成長率の変動幅を過去の実績(期間:2007年12月末~2023年8月末)でみると、「セキュリティ」という1つのテーマに絞られた企業群ではあるものの、先進国企業(=様々な業種が含まれる先進国企業の平均)に比べて小幅にとどまりました。

当ファンドの投資先企業全体(ポートフォリオ)でみると、景気減速局面でも業績の下振れリスクが小さく、継続的な成長が期待できる「ディフェンシブ・グロース」の特徴があると考えられます。

中長期的な見通し ~技術革新を背景に、中長期的な成長期待も健在~

都市化の進展、グローバル化の進展、技術革新などを受けて、我々の生活を取り巻く環境は複雑化し、大きく変化しています。こうした中、我々が心身共に豊かで快適な生活を送るため、「安全・安心」に関わる製品やサービスへの需要はますます高まると考えられ、セキュリティ関連企業の中長期的な成長期待には変わりがないと考えます。

特に、情報技術(IT)分野における新たな技術の登場が、中長期的な成長ドライバーとなるようなセキュリティ関連分野も多いと考えています。こうした流れから、足元では3つの投資セグメントのうち、「ITセキュリティ製品」の組入比率を、これまでに比べると高位としています。




●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
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MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。

お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資リスク、手続き・手数料等については以下の各ファンド詳細ページの投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

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