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- セキュリティ|2021年の振り返りと今後の見通し
2021年の当ファンドのマザーファンドのパフォーマンスは、先進国株式を上回る上昇となりました。2022年の世界経済の見通しは引き続き良好ですが、新型コロナウイルスの感染再拡大や主要国の金融政策正常化の動きなどを受けて、株式市場は大きく変動することが懸念されます。運用に際しては、こうした足元の市場環境を勘案しながら、銘柄選別を進めていく方針ですが、中長期的なセキュリティ関連株式の成長見通しには変わりありません。
2021年も堅調なパフォーマンス継続
当ファンドのマザーファンド(ピクテ・セキュリティ・マザーファンド)は、2019年以降の株式市場の上昇局面の中で、相対的に良好なパフォーマンスを継続し、2021年年間でも+38%と先進国株式(市場平均)を上回る上昇率を示しました。
ただし、2022年に入って、米国の金融政策正常化の動きが加速するとの見方が強まる中で、これまで株式市場を大きくけん引してきたハイテク関連などの成長株の株価の調整色が強まっています。こうした市場の流れを受けて、2022年年初(1月14日まで)、当ファンドのマザーファンドのパフォーマンスは、投資対象であるサイバー・セキュリティ、データセンター、ライフサイエンス関連など、これまで株価が大きく上昇していた銘柄を中心に下落し、マイナスの影響を受けています。
今後の見通しと運用方針|市場環境を勘案し銘柄選別。中長期的な成長見通しに変更なし
新型コロナウイルスのオミクロン株の出現などによって予断は許さないものの、ワクチン接種の拡大により世界経済の先行きに対する楽観的な見方が強まっています。また足元の企業業績動向も引き続き堅調です。こうしたことは株式市場にとってプラス材料となっています。しかし、米国をはじめ主要国が金融政策の正常化に向けた動きを加速させつつあり、多くの市場参加者が警戒感を強めています。このようにプラス材料とマイナス材料が入り混じる状況は、株式市場の変動を大きくさせる可能性があります。こうした市場環境下、引き続き「質」の高い銘柄を選別していくことが重要であると考えます。
また、セキュリティ関連機器分野などのより景気敏感な特性を有する銘柄について、引き続き組入比率を引き上げる方針です。一方、サイバー・セキュリティなどをはじめとしたITセキュリティ製品分野の銘柄はこれまでに株価が大きく上昇し、バリュエーション(投資価値評価)水準に割高感が否めません。中長期的に高い成長が期待できるとの見通しに変わりはありませんが、金利上昇局面において、こうした割高感のある銘柄は売り圧力がかかりやすいため、組入比率を引き下げる方針です。
バリュエーション水準に割安感があり、より景気敏感な特性を有する銘柄の例としては、先進運転支援システム(ADAS)自動車関連のセキュリティ製品を手がける企業や、商業ビルをはじめとした非住宅向けのアクセス制御ソリューションを提供する企業などがあり、これらには投資魅力があるとみています。
さらに、電子決済関連のセキュリティ関連株式については、経済活動の再開で恩恵を受けると期待されていましたが、そうした期待に反して、2021年の株価パフォーマンスは振るいませんでした。決済関連分野の成長性は高いと考えられるため、今後、株価が反発することを期待しています。
中長期的にみれば、セキュリティ関連株式は、メガトレンド(長期的に持続する流れ)の中で中長期的に成長が期待できるとの見方に変更はありません。
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