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- 足元のパフォーマンス状況と今後の見通し
当ファンドのマザーファンドの基準価額は、2023年年間で+31%の上昇となりました。また、2024年に入っても同様に上昇基調が続いています。特に、AI(人工知能)など情報技術分野における新たな技術の登場により、サイバーセキュリティや半導体関連などの企業の成長期待が高まっており、株価上昇をけん引しています。
2023年のパフォーマンスと2024年年初来の動き
世界のセキュリティ関連企業の株式に投資を行う当ファンドのマザーファンドの基準価額は、2023年年間で+31%の上昇となりました。同期間における先進国株式(MSCI世界株価指数、円換算ベース、+32%)と同程度の上昇率となりました。また、2024年に入っても同様に上昇基調が続いています。
当ファンドにおける「3つの投資セグメント」注別に2023年年間のパフォーマンス動向をみると、景気変動の影響を受けやすい傾向がある自動車部品関連や、ライフサイエンス関連などを含む「セキュリティ関連機器」銘柄は、低調な株価推移となりました。一方、相対的に安定した業績動向が期待される「セキュリティ関連サービス」銘柄は、AI(人工知能)ブームなどを追い風としたデータセンター運営企業などを中心に、底堅い株価推移となりました。さらに、サイバーセキュリティや半導体関連企業を含む「ITセキュリティ製品」銘柄も、株価が上昇しました。こうした流れを受けて、2023年年間の当ファンドのマザーファンドのパフォーマンスは、「セキュリティ関連サービス」と「ITセキュリティ製品」のプラス寄与が、「セキュリティ関連機器」のマイナス寄与を相殺するかたちとなりました。 注:「ピクテによる企業業績の特徴別にみたセキュリティ関連企業分類 (3つの投資セグメント)」をご参照ください。
中長期的な見通し ~技術革新を背景に、中長期的な成長期待も健在~
都市化の進展、グローバル化の進展、技術革新などを受けて、我々の生活を取り巻く環境は複雑化し、大きく変化しています。こうした中、我々が心身共に豊かで快適な生活を送るため、「安全・安心」に関わる製品やサービスへの需要はますます高まると考えられ、セキュリティ関連企業は中長期的に持続した成長が期待できるとみています。
足元では、欧米の景気減速が懸念されますが、サイバーセキュリティ分野をはじめ、セキュリティに関連する規制強化の流れを受けて、セキュリティ関連投資は引き続き堅調に推移するとみられ、セキュリティ関連企業の業績の下支えになると期待しています。
しかし、市場を取り巻く環境には不透明要素も多いことから、株式市場は変動幅が大きくなることも警戒しています。このため、運用に際しては引き続き、幅広い分野における「セキュリティ」に関する長期的なトレンドを考慮し、良好なファンダメンタルズ(基礎的条件)を有するセキュリティ関連企業を十分に選別した上で、分散投資を行っていく方針です。
情報技術分野における新たな技術の登場が、中長期的な成長ドライバーとなるようなセキュリティ関連分野も多いと考えています。こうした分野は、短期的な景気減速によるマイナスの影響も小さく、中長期的にみて相対的に大きく成長することが期待できるとみられます。こうした見方から、足元では3つの投資セグメントのうち、「ITセキュリティ製品」の企業群に特に注目し、組入比率を相対的に高めています(「当ファンドにおける投資セグメント別組入比率の推移」をご参照ください)。
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