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- セキュリティ|不透明な投資環境の中、慎重なスタンスを継続
(ポイント)
● 2022年年初来のセキュリティ関連株式は総じて下落
● 過去の実績では、短期的には上昇・下落を繰り返すも、中長期的には相対的に好リターン
● 足元の投資環境を鑑み、慎重な運用を継続。ただし、セキュリティ・ニーズは根強く存在
2022年年初来のセキュリティ関連株式
当ファンドのマザーファンドであるピクテ・セキュリティ・マザーファンドの設定来(設定日2016年2月29日)基準価額は、昨年2021年までは概ね先進国株式を上回る上昇基調が続いてきましたが、2022年年初来では、大きく下落しています。世界経済の先行き不透明感が強まる中、幅広い分野のセキュリティ関連企業の株価が下落していることなどがマイナスに響きました。
過去の実績では、長期投資で相対的に良好な実績
当ファンドと同様の運用を行うピクテの類似運用戦略(Pictet-Security-I USD(ルクセンブルグ籍))は2006年10月31日に設定され、15年超の運用実績があります。
ピクテの類似運用戦略の設定来からのパフォーマンスをみると、短期的には上昇・下落を繰り返しながらも、中長期的には先進国株式を上回る上昇を達成してきました(2022年8月末時点)。
都市化の進展、グローバル化の進展、技術革新などを受けて、我々の生活を取り巻く環境は複雑化し、大きく変化しています。こうした中、我々が心身共に豊かで快適な生活を送るため、「安全・安心」に関わる製品やサービスへの需要はますます高まると考えられます。特に、情報技術(IT)分野における技術革新などを受けて、サイバーセキュリティや電子決済関連へのニーズが大きいと期待されるほか、規制・規格強化の流れなどを受けて各種検査機器・サービスに対する需要も大きく拡大するとみています。こうした成長期待を背景に、投資先である世界のセキュリティ関連企業の株価はこれまで上昇基調を続けてきました。こうした成長見通しは、今後も中長期的に変わらないとみています。
当面の運用方針
足元の世界の経済環境や金融市場動向をみると、先行き不透明感が強まっています。こうした状況を鑑み、当ファンドの運用においては、キャッシュ比率を通常時より高めて、不安定な相場展開に備えています。
※2022年8月末時点の資産別構成比率におけるコール・ローン等は4.9% (通常時は0~1%程度。比率は当ファンドの主たる投資対象であるピクテ・セキュリティ・マザーファンドの状況)
また、銘柄選別に際しては、これまで以上に健全なファンダメンタルズ(基礎的条件)を有する銘柄への投資に集中する方針です。2022年8月末の組入48銘柄の9割以上は、フリーキャッシュフロー(企業が本業で生み出した利益から、設備投資等を差し引いた手元資金。株主還元や借入金返済、将来の成長に向けた投資などに使われる)が黒字の企業です。
いかなる経済環境でも、根強いセキュリティ・ニーズ|サイバーセキュリティの例
一方で、どのような経済環境においても、各国にとって重要なインフラの安全性を確保することや、各企業が外的脅威を防御し、事業を円滑に進められる環境を整えていくことは、最優先課題となるでしょう。このため、様々なセキュリティ・ニーズは根強く存在するとみられます。
特に足元では、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をはじめ、地政学リスクが高まっていることなどを背景に、サイバー攻撃が増加しています。サイバーセキュリティの重要性は改めて注目されており、サイバーセキュリティを含む情報技術関連投資は今後も増加基調が続くと予想されます。
また、各国の個人情報保護を強化する規制強化の流れなども、サイバーセキュリティ需要の追い風となると予想されます。
サイバーセキュリティは当ファンドの投資対象となるセキュリティ分野の1つです。2022年8月末時点のサイバーセキュリティ銘柄の組入比率は、パロアルトネットワークス(米国)を筆頭にポートフォリオ全体のうち2割程度となっています。※投資比率は当ファンドの主たる投資対象であるピクテ・マザーファンドの状況。
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