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投資を始める前に知っておきたいこと(2) 〜投資をどのように始めるか 1〜
2021/04/15

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概要

●運用成果の約9割をアセットアロケーションが決定する
●投資を始める際にアセットアロケーションを自分で決めるか、人に任せるか、をまず決めましょう




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運用成果の約9割をアセットアロケーションが決定する

投資を⾏う際にはどのような銘柄を買うか、売買のタイミングはいつがいいか等をつい考えてしまいますが、「運用成果の約9割はアセットアロケーションが決定する」(注1)と⾔われています。アセットアロケーションとは資産配分という意味です。例えば、運用資産全体の1割を⽇本の株式、2割を海外の株式、3割を⽇本の債券、4割を海外の債券、にそれぞれ投資するというような資産ごとの配分⽐率を表します。

過去の研究によると、儲かるか/損をするか、どのくらい儲かるか/どのくらい損をするかは、ほぼこのアセットアロケーションで決まるということになります。これは非常に重要なポイントであるにもかかわらず、⾒落とされがちです。どのファンドを買うか、どの銘柄を買うかということよりも、⾦融資産全体を【どの資産に】【何%ずつ】配分するかのほうがずっと重要なのです。投資を⾏う際にはこの点を中⼼に据えて考える必要があります。

⽇本国債:FTSE⽇本国債指数 ⽇本株式:MSCI⽇本株価指数
出所:ブルームバーグのデータを使⽤し、ピクテ投信投資顧問作成
注1:Brinson, Gary P., L. Randolph Hood, and Gilbert L. Beebower(1986)「Determinants of Portfolio Performance」,
Roger G. Ibbotoson and Paul D. Kaplan(2000)「Does Asset Allocation Policy Explain 40, 90, or 100 Percent of Performance?」

例えば、GPIF(年⾦積⽴⾦管理運用独⽴⾏政法⼈)は、⻑期的に年⾦積⽴⾦の実質的な運用利回り(運用利回りから名目賃⾦上昇率を差し引いたもの)1.7%を最低限のリスクで確保することを目標に、公的年⾦運用において、各資産の期待収益率やリスクなどを考慮した上で、積⽴⾦の基本となる資産構成割合(基本ポートフォリオ)を定めています。

アセットアロケーションを自分で決めるか、人に任せるか

一方で、アセットアロケーションを決定する上で考慮するべきポイントは多岐に渡る上、膨大な情報が必要です。アセットアロケーションを自分で決めるか、任せるか、の差は非常に大きいのです。更には投資環境はどんどん変わっていき、新たな⾦融商品や投資⼿法が登場し、制度や規制も変更されていきます。先ほどご紹介したGIPFは国内債券利回り低下に伴い、国内債券を減らす一方で、外国債券を増やしています(図表1)。

図表1:第4期中期目標期間(2020年4月1⽇からの5カ年)における
基本ポートフォリオと変更点

出所:GPIF

自分のリスク許容度に応じた資産運用のゴールを決める上で、アセットアロケーションは非常に重要なポイントです。投資を始める際にはまず最初にアセットアロケーションを自分で決めるのか、それとも誰かに任せるのかを決めましょう。



●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した資料であり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。
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