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クレジット⑩ クレジット投資のリスク③:流動性リスク
2019/11/12

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概要
  • 流動性リスクとは、市場規模や取引量が⼩さい場合や、市場混乱時など買い⼿が少なくなった場合、以下のようなことが起こるリスクのことです。

①換⾦したい時に換⾦できない
②換⾦したい量に対して需要が少なく、⼀部しか換⾦できない
③買い⼿が少なく⼤幅に値引きをしないと換⾦できない

  • そのため、クレジット投資を⾏うときには、投資する証券の市場規模について、事前に⼗分把握する必要があります。



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代表的な市場の時価総額

⽇本の投資信託に組み⼊れられることが多いバンクローンやCLOの市場規模を⾒ると、バンクローン市場の時価総額が152兆円、CLO市場は81兆円です。これは、時価総額が2,500兆円を超える世界国債や1,000兆円を超える投資適格社債と⽐較すると⼩規模な市場です。
クレジット投資をする場合、例えば投資適格社債への投資は⾼い信⽤⼒と⾼い流動性ゆえに低い利回り、⼀⽅バンクローンやCLOは低い信⽤⼒と低い流動性ゆえに相対的に⾼い利回りとなります。この利回りの差が、信⽤リスクと流動性リスクを取るに値するかどうか検討することが⼤切です。

代表的な市場の時価総額
2019年10⽉末現在、単位:兆円

出所:BIS、ブルームバーグのデータを使⽤してピクテ投信投資顧問作成

流動性リスク

バンクローンやCLOのように市場規模の⼩さい市場における取引は、もし⼤量の売却が出るようなケースでは、⼤きく価格が下落する恐れがあります。また、リーマンショックのような市場の混乱時においては、買い⼿が⼀⻫にいなくなるような事態も発⽣するため、流動性リスクの⾼いクレジット投資の場合、予期しない損失が発⽣する可能性について注意が必要です。

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