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ポートフォリオ特性の確認編(2)<「リスク」とは(標準偏差と最大下落率)>
2021/06/11

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概要

標準偏差は「バラつきの大きさ」を表す数字で、リスクの大きさを数値化するものです。「極端なケースを除き、だいたいこのくらいの範囲の中に収まる」という範囲を教えてくれます。
一方で、最大ドローダウンは「最悪のケースでどのくらい値下がりしたのか」を教えてくれます。ドローダウンは高値からその後の安値までの下落率のことで、最大ドローダウンは計測期間中のドローダウンのうちマイナス値が最大のものをいいます。




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普段の値動きが分かる「標準偏差」

一般的に「リスク」というと、「良くないことが起こる可能性」の意味で使われることが多いですが、投資の世界ではその意味に加えて「値動き」を意味します(図表1)。
「リスクがある」ということは「値動きをする」ということで、「リスクが大きい」ということは「値動きが大きい」ということです。そして、「値動きの大きさ」である「リスクの大きさ」は「標準偏差」で表すことができ、「極端なケースを除き、だいたいこのくらいの範囲の中に収まる」という範囲を教えてくれます(詳しくはBASE Vol.100 実践的基礎知識ポートフォリオ特性の確認編(1) <分散投資の効果とポイント>参照)。
投資信託の目論見書や販売用資料には「株価変動リスク」や「金利変動リスク」、「信用リスク」、「為替変動リスク」など、「リスクの種類」が記載されていますが、リスクはその「大きさ」も大切な要素です。

図表1:リスクとは?

最悪のケースでの値下がりの目安「最大下落率」

一方で、「最大下落率」は「最悪のケースでどのくらい値下がりしたのか」を教えてくれます。右の図表2は、リーマン・ショック時の各資産の最大下落率のグラフですが、日本株式は6割、日本REITは約7割、米国REITに至っては約8割弱、下落しました。このように、リーマン・ショック時に各資産が最大でどのくらい値下がりしたかを知っておくと、「最悪のケースでどれくらいの損失を覚悟しなければならないか」のひとつの目安になります。

 

図表2:リーマン・ショック時の各資産の最大下落率
(円換算、期間:2007年~2009年)



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