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- ノア|2025年8月の運用状況と今後の見通し
現在の市場環境としては、関税導入による米国経済への影響が当初の想定ほど深刻なものになっていない上に、FRB(米連邦準備制度理事会)が早期利下げに踏み切れば、株式市場は流動性の面からも下支えされる可能性が高いと考えます。米国を中心に株式市場のバリュエーション(投資価値評価)の割高感には注意が必要であることに変わりはないものの、市場全体に強い過熱感は見られておらず、当面の間は堅調な相場展開が続くと判断します。このため、株式を中心としたリスク資産に関しては、やや強気から強気に一段階引き上げた姿勢で臨む方針です。株式部分では、新興国株式や欧州株式に対する選好を維持します。債券部分は、財政悪化やインフレといったリスク要因を警戒するため、先進国国債を中心に金利リスクの抑制を継続します。また、新興国債券に対する選好を維持するとともに、米国では物価連動国債の保有を継続します。金については、インフレの再加速の可能性を考慮し、組入比率の引き上げを検討しています。
【ノアリザーブ】
2025年8月29日時点の基準価額は10,127円となり、前月末比で53円上昇(+0.5%)しました。なお、基準価額(分配金再投資後)は前月末比で0.7%の上昇となりました。
【ノアリザーブ1年】
2025年8月29日時点の基準価額は14,942円となり、前月末比で107円上昇(+0.7%)しました。
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