Article Title
iTrustブランド|幾多の危機を乗り越えてきたプレミアム・ブランド
2022/04/01

Share

Line

LinkedIn

URLをコピー


概要

コロナ・ショックを含む2020年と2021年の過去2年間、相対的に好パフォーマンスを示してきた当ファンドの基準価額は、2022年年初来では下落となっています。当ファンドの投資先であるプレミアム・ブランド企業は長い歴史を持つ企業が多く、幾多の世界的な危機を乗り越えて成長を遂げてきた実績があります。足元では様々な懸念材料が残ることは事実ですが、プレミアム・ブランド企業の中長期的な成長見通しには変わりがありません。



Article Body Text

過去2年間、相対的な好パフォーマンスが続くも、2022年年初来では下落

当ファンドの基準価額は、コロナ・ショックを含む2020年と2021年の過去2年間、世界の景気回復期待などを背景に先進国株式を大きく上回る好パフォーマンスとなりました(図表1の期間②)。しかし、2022年に入り、世界の株式市場は値動きが大きくなっています。この背景の1つには、経済の回復やインフレ高進により、米国をはじめとした主要国の金融引き締め加速観測が高まっていることなどがあります。加えて、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始するなど地政学リスクの高まりもマイナスの影響を及ぼしています。こうした市場全体の流れを受けて、当ファンドの基準価額は2022年に入って大きく下落し、足元で反発の兆しもみられますが、年初来では下落となっています(図表1の期間③)。

幾多の世界的危機を乗り越えて、成長を遂げてきた実績

プレミアム・ブランド企業の中には、比較的長い歴史を有する企業(またはブランド)が多く存在します(図表2)。これらは、幾多の世界的危機を乗り越えて、成長を遂げてきました。一方で、株価については、市場全体の下落局面では、下落率が相対的に大きくなる傾向がみられてきました。

例えば、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの長期の株価推移をみると、1990年代後半のアジア通貨危機・ロシア財政危機時や、2000年代初頭のITバブル崩壊時、2008年のリーマン・ショックなど、市場全体の下落局面では、大きく下落しました。この背景の1つには消費関連銘柄として景気敏感(業績が景気変動に左右されやすい)な特性が強く意識されたことがあると考えられます。しかし、同社が手がける高級ブランド商品の顧客は、熱烈なファンや富裕層などであるため、一般的な消費関連銘柄とは一線を画します。市場が落ち着きを取り戻すと、利益成長力が再評価され、株価も大きく上昇してきました(図表3-1、3-2)。

足元でも、世界的なインフレや米国をはじめ主要国の金融政策の引き締め加速、ロシア・ウクライナ情勢などの地政学リスクの高まりといった懸念材料が山積しています。こうした中で、株式市場全体が大きく変動する可能性は残されており、プレミアム・ブランド企業の株価もその影響を受けると懸念されますが、強力なブランド力がもたらす高収益性や、それを維持し続けることを可能にする堅実な事業管理力などによって、次なる危機も乗り越えていけるとみています。

中長期的な成長見通しには変わりはない

プレミアム・ブランド商品やサービスに対する需要は、①中国をはじめとした新興国の消費者の購買力の高まりや、②女性の社会進出、③富裕層の富の増大などが後押しとなり、今後も中長期的に、持続的な拡大が期待できると考えます。

また、短期的にも、コロナ・ショックからの世界的な経済正常化の動きはまだ途上にあります。正常化が進む過程で、消費者の「リベンジ消費」拡大が続くことに加えて、移動制限の緩和などにより、回復がやや遅れていた旅行・レジャー関連企業への追い風も期待されます(図表4)。



●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。
●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。

MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。

お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資リスク、手続き・手数料等については以下の各ファンド詳細ページの投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

iTrustプレミアム・ブランド



関連記事


日付 タイトル タグ
日付
2024/03/26
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|人々から熱望され続ける、プレミアム・ブランド タグ
日付
2024/02/22
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|直近決算が示す、底堅いプレミアム・ブランド需要 タグ
日付
2024/01/05
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|2024年、プレミアム・ブランドを支える3つのポイント タグ
日付
2023/11/13
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|強弱はあるものの、概ね底堅い業績動向 タグ
日付
2023/10/12
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|プレミアム・ブランド企業の足元の株価動向 タグ
日付
2023/08/18
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|堅調な業績動向。今後は海外旅行の回復に期待 タグ
日付
2023/06/15
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|プレミアム・ブランド、特徴と投資対象としての魅力 タグ
日付
2023/06/05
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|足元のプレミアム・ブランド企業の株価動向 タグ
日付
2023/05/26
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|2023年1-3月期は好決算。今後の成長にも期待 タグ
日付
2023/04/17
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|決算で示されつつある、中国のプレミアム・ブランド市場の回復 タグ
日付
2023/04/04
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|引き続き、相対的に高い利益成長期待 タグ
日付
2023/03/17
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|ファンド・マネージャーの視点~2023年を注目の年と考える理由 タグ
日付
2023/03/02
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|業界専門家からのアドバイスを活用 タグ
日付
2023/03/01
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|「中国の経済再開」をより意識した、ポートフォリオに タグ
日付
2023/02/24
タイトル 回復に向かう、世界の旅行需要 タグ
日付
2023/02/22
タイトル 中国の経済再開で、期待が高まるプレミアム・ブランド タグ
日付
2023/02/21
タイトル iTrustプレミアム・ブランド|中国の経済再開で動き出す、中国の消費パワー タグ
日付
2023/02/03
タイトル iTrustブランド|2023年の展望、中国の経済再開で需要の本格回復に期待 タグ
日付
2023/01/20
タイトル iTrustブランド|中国の経済再開による恩恵を享受 タグ
日付
2021/08/24
タイトル ここ最近の当ファンドの基準価額動向について タグ
日付
2021/06/28
タイトル 高い成長期待と「質」の高さに対するプレミアム タグ
日付
2021/06/17
タイトル 相対的に高い利益成長力が、株価を下支え タグ
日付
2021/05/11
タイトル 鮮明となりつつある、プレミアム・ブランドの「リベンジ消費」拡大の動き タグ
日付
2021/03/31
タイトル 個人消費回復と消費の二極化トレンドが追い風に タグ
日付
2021/03/04
タイトル 「リベンジ消費」拡大で恩恵を受けるプレミアム・ブランド タグ
日付
2021/02/18
タイトル 不透明感が残る市場環境下、「強力に利益を生み出せる力」が注目される可能性も タグ
日付
2021/02/16
タイトル 復活の兆しが見え始めた、プレミアム・ブランド株式 タグ
日付
2020/11/04
タイトル プレミアム・ブランド株式を取り巻く「今」:向かい風の中明るい兆しも タグ
日付
2020/08/19
タイトル 引き続き人々の「羨望の的」となるような強力なブランド力に注目 タグ
もっと見る