iTrustバイオ

追加型投信/内外/株式



ファンドの特色

1.

主に世界のバイオ医薬品関連企業の株式に投資します

2.

ご購入時、ご換金時の手数料はかかりません



※マザーファンドに投資するファミリーファンド方式で運用を行います。
※マザーファンドの運用にあたっては、株式の運用指図に関する権限を「ピクテ・アセット・マネジメント・リミテッド」および「ピクテ・アセット・マネジメント・エス・エイ」へ委託します。
※実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
※資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。




バイオ医薬品とは?


生物の持っている働きを人々の暮らしに役立てる技術であるバイオテクノロジーを用いて作られた医薬品のこと。


主な特徴

  • 標的にピンポイントで作用するため、高い治療効果が期待され、比較的、副作用が少ない傾向
  • 単純な化学合成によって製造される一般医薬品と異なり、非常に複雑な構造
  • 生産物が微生物や細胞の状態にも影響を受けるため、製造・管理にも複雑なプロセスが伴う

バイオ医薬品は、1982年に糖尿病治療薬「ヒトインスリン」として初めて誕生しました。それ以降、がんや関節リウマチなどの疾患に対する治療薬の開発が進み、現在も様々な難病に対する治療薬の開発が進められています。


※上記はバイオ医薬品および一般医薬品の特徴の一部を表すものであり、実際と異なる場合があります。
出所:各種資料を基にピクテ・ジャパン作成

バイオ医薬品のこれまでとこれから


1953年にDNA注1の二重らせん構造が発見されて以降、遺伝子に関する様々な研究が進みました。

ヒトゲノム計画の完了により遺伝子やタンパク質などの膨大なデータから病気の診断や治療に関する情報を得られるようになり、それ以降、これらの情報を活用したバイオ医薬品が急速に発展してきました。


DNA、ヒトゲノム計画の歴史とバイオ医薬品開発の変遷



ヒトゲノム計画とは?

人間の染色体の遺伝情報をすべて解読し、染色体のどこに、どのような遺伝情報が書かれているかを明らかにする計画で、米国などの数ヵ国で行われました。この計画で、DNAにある約32億の塩基配列(DNAを構成する物質を塩基といい、その並び順)が明らかになりました。


注1 DNAとは、人間の身体を形にし、正常に機能させるための設計図の基となる遺伝情報の物質のことをいいます。
注2 抗体に薬物を結合させたバイオ医薬品のことをいいます。
※上記は各種資料を用いピクテ・ジャパンが作成したものであり、すべてを網羅するものではありません。

主なバイオテクノロジーを用いた治療法・技術とその開発企業例



遺伝子編集
エディタス・メディシン(米国)など




人工のDNAの編集ツールを用いて、特定の箇所のDNA配列を切断し、その欠陥部分を修復、置換することで症状の消失や病気の予防をする技術です。



細胞療法
ギリアド・サイエンシズ(米国)など




通常の免疫機能だけでは完全に死滅させることが困難ながんなどに対する治療法で、がん細胞などの表面に発現する特定の抗原を認識し攻撃します。



mRNA治療
モデルナ(米国)など




mRNAはタンパク質の設計図となる遺伝情報で、ワクチンに使用されています。新型コロナウイルスのワクチンで世界で初めて実用化され、今後はがんを予防するワクチン開発などが期待されます。



遺伝子編集インシリコ創薬(AI創薬) 
アムジェン(米国)など




(AI 人工知能)技術を用いながら、コンピューターの中で薬を創ることです。創薬にはタンパク質や遺伝情報などの膨大なデータが必要ですが、この技術により効率化、コスト削減が期待されます。


※写真はイメージです。 ※特定の銘柄の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、その価格動向等を示唆するものでもありません。また、当ファンドにおいて特定の銘柄を保有することを保証するものでもありません。
出所:各種資料、ピクテ・アセットマネジメントの資料を基にピクテ・ジャパン作成


主なバイオテクノロジーを用いた治療法・技術とその開発企業例



遺伝子編集
エディタス・メディシン(米国)など


人工のDNAの編集ツールを用いて、特定の箇所のDNA配列を切断し、その欠陥部分を修復、置換することで症状の消失や病気の予防をする技術です。






細胞療法
ギリアド・サイエンシズ(米国)など


通常の免疫機能だけでは完全に死滅させることが困難ながんなどに対する治療法で、がん細胞などの表面に発現する特定の抗原を認識し攻撃します。






mRNA治療
モデルナ(米国)など


mRNAはタンパク質の設計図となる遺伝情報で、ワクチンに使用されています。新型コロナウイルスのワクチンで世界で初めて実用化され、今後はがんを予防するワクチン開発などが期待されます。






インシリコ創薬(AI創薬) 
アムジェン(米国)など


AI(人工知能)技術を用いながら、コンピューターの中で薬を創ることです。創薬にはタンパク質や遺伝情報などの膨大なデータが必要ですが、この技術により効率化、コスト削減が期待されます。





※写真はイメージです。
※特定の銘柄の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、その価格動向等を示唆するものでもありません。また、当ファンドにおいて特定の銘柄を保有することを保証するものでもありません。
出所:各種資料、ピクテ・アセットマネジメントの資料を基にピクテ・ジャパン作成


今後も拡大が予想されるバイオ医薬品市場

2022年のバイオ医薬品の市場規模は3,590億米ドルと推定されており、今後10年間拡大を続け、2032年には1.4兆米ドルに成長すると予想されています。

バイオ医薬品の市場規模予想

年次、期間:2022年~2032年(推定および予想)
※2022年は推定、2023年以降は予想
出所:PRECEDENCE RESEARCHのデータを基にピクテ・ジャパン作成

高齢化や難病患者の増加などがバイオ医薬品の需要を後押し

  • 先進国を中心に高齢化が加速し、がんや難病にかかる人の増加が予想されています。
  • がんや難病の克服の一助となることが期待されるバイオ医薬品の需要は今後も増加すると考えられます。

先進国の65歳以上の人口と人口構成比

期間:2010年~2040年(2030年、2040年は国連予想)

世界の年間新規がん患者数

2020年、2040年予想

※世界の年間新規がん患者数は、1万人単位で四捨五入して表示。
出所:国連「World Population Prospects 2022」、国際がん研究機関(IARC)(予想を含む)のデータを基にピクテ・ジャパン作成

組入銘柄で見る注目のパイプライン(新薬候補)



アムジェン(米国)

肥満症治療薬


肥満症の患者を対象に、体重減少が期待される治療薬。予防や治療などが進まなければ、2035年までに世界の人口の半分が過体重もしくは肥満になると予想されている。


会社概要
関節リウマチ、骨粗しょう症、乾癬(かんせん・免疫異常による皮膚の炎症)などの治療薬が主力。直近、甲状腺眼症治療薬などに強みをもつホライゾン・セラピューティクスを買収。


甲状腺眼症とは
甲状腺に関係した抗体を標的として炎症が起こり、まぶたの腫れなどが症状として現れる病気




バイオジェン(米国)

アルツハイマー病治療薬 (タウ標的)


アルツハイマー病の原因となるタウタンパク質の増加を抑制する治療薬。2050年までに、世界の認知症患者は1.5億人を超えると予想される(認知症の多くはアルツハイマー病)。


会社概要
エーザイ(日本)と共にアルツハイマー病の進行を抑制する世界初の認知症治療薬(アミロイドベータ標的)を開発。現在は多発性硬化症治療薬が主力製品。


多発性硬化症とは
脳や脊髄、視神経のあらゆる所に病巣ができ、様々な症状が現れる病気




バーテックス・ファーマシューティカルズ(米国)

鎌状赤血球症(酸素を運ぶヘモグロビンに異常が現れる遺伝性疾患)などの治療薬


遺伝子編集技術を活用した世界初の治療薬で、英国では条件付きで承認済み。鎌状赤血球症に特有の激しい痛みの予防が期待される。


会社概要
嚢胞性線維症(のうほうせいせんいしょう)治療薬のパイオニア。治療法がない、または限られた疾患に向けた治療薬の開発、商品化に注力。


嚢胞性線維症とは
消化管や気道などにおいて非常に粘り気のある分泌液が蓄積してしまう遺伝性疾患





※上記はパイプラインの一例であり、そのすべてを表すものではありません。資料作成時点で取得できる情報を基に作成しています。
出所:各種資料、企業ホームページなどを基にピクテ・ジャパン作成

成長エンジンとなるM&A(買収・合併)

バイオ医薬品関連企業をターゲットとするM&Aは、大手医薬品/バイオ医薬品企業にとって有力な治療薬やパイプライン、技術等を獲得できるメリットがあります。企業買収の際は、買収される企業の株式時価総額(買収発表前)よりも高い買収金額が提示される傾向があります。




バイオ医薬品関連企業をターゲットとした買収金額の推移

年次、期間:2003年~2023年

買収事例



※買収金額の推移における買収金額は発表日ベース。買収完了および進行中の案件の金額を合計。
※2023年は10月31日時点。
※買収プレミアム:買収対象企業の過去20日間の平均株価(買収発表前)に対する買収価格の上乗せ率
出所:各種報道資料、ブルームバーグのデータを基にピクテ・ジャパン作成
※特定の銘柄の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、その価格動向等を示唆するものでもありません。また、当ファンドにおいて特定の銘柄を保有することを保証するものでもありません。


ご参考|バイオ医薬品関連株式の魅力



米国株式を上回るパフォーマンスと、過去と比べて割安なバリュエーション

  • バイオ医薬品関連株式は過去、米国株式のパフォーマンスを上回って推移してきました。
  • 同株式は過去20年平均と比較し割安な水準となっています。

パフォーマンス推移の比較

米ドルベース、月次、期間:1993年11月末~2023年10月末、1993年11月末=100として指数化

株価純資産倍率(PBR)推移の比較

月次、期間:2003年10月末~2023年10月末

パフォーマンス推移の比較

米ドルベース、月次、期間:1993年11月末~2023年10月末、1993年11月末=100として指数化

株価純資産倍率(PBR)推移の比較

月次、期間:2003年10月末~2023年10月末


※バイオ医薬品関連株式:ナスダック・バイオテクノロジー指数(パフォーマンスは2003年9月末以降は配当込み、それ以前は配当含まず)、米国株式:S&P500種株価指数(パフォーマンスは配当込み)
※パフォーマンスは株価指数のものであり、特定のファンドの運用実績ではありません。したがって、ファンドでかかる信託報酬等は考慮されていません。
出所:ブルームバーグのデータを基にピクテ・ジャパン作成


高い成長力と低い景気感応度

  • バイオ医薬品関連企業の売上高は過去20年で約16倍に増加しています。過去の経済ショック時においても増収となっており、景気動向に左右されにくい特長を示してきました。


売上高推移の比較

米ドルベース、年次、期間:2002年~2022年、2002年=100として指数化
※1株当たり売上高、データは遡及修正される場合があります。
※バイオ医薬品関連企業:ナスダック・バイオテクノロジー指数の構成銘柄、米国企業:S&P500種株価指数の構成銘柄
出所:ブルームバーグのデータを基にピクテ・ジャパン作成


スペシャル・レポート

これからの医療の可能性を探る

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運用について


    投資プロセス 運用体制

企業業績や株価水準に注目して銘柄選定

銘柄選定においては、企業の収益性や収益の安定性、株価水準などを考慮した分析を行います。
分析に基づき評価した銘柄を厳選することにより、バイオ医薬品関連市場の長期的な成長を享受するポートフォリオを目指します。


マザーファンドの投資プロセス


※バイオ医薬品関連企業の株式の組入比率は原則として最終ポートフォリオの3分の2以上(時価総額ベース)を目標とします。
※上記の投資プロセスは2023年11月末日現在のものです。市場環境等により今後変更される場合があります。

多様な視点を取り入れた運用体制

当ファンドの運用チームは、アナリストからの様々な情報などをもとに、定量・定性の両面から魅力的な銘柄の絞り込み、ポートフォリオの構築を行っています。



運用担当者






ロゴン・グエン

リード・インベストメント・マネージャー
他にアナリストやデータ・サイエンティストなど

情報共有



  • アナリスト

  • ESGチーム
  • ピクテ・ストラテジー・ユニット

  • リスク・マネジメント

※上記は2023年10月末現在のものであり、今後変更される場合があります。



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iTrustバイオ|主要バイオ医薬品企業の2023年10-12月期決算と注目ポイント

iTrustバイオ|2023年10-12月のピクテ・バイオ医薬品マザーファンドの振り返りと今後のポイント

iTrustバイオ|主要なバイオ医薬品企業の状況




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