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- 新興国株式投資で、リスクを抑えて、高い投資効果を達成するための基本
●新興国株式投資で、リスクを抑えて、高い投資効果を達成するための基本は、1)長期分散投資、2)割安な時に投資、3)長期的な上昇トレンドが期待できるときには配当金を再投資、と考えます。
●現在、新興国の株価収益率(PER)は、過去平均や他の株式、REITと比べても低い水準です。
■ 新興国株式投資の基本
新興国株式投資で、リスクを抑えて、高い投資効果を達成するための基本は、1)長期分散投資、2)バリュエーション(投資価値評価)が割安な時に投資、3)長期的な上昇トレンドが期待できるときには配当金を再投資、などであると考えます。
■ 新興国株式のPERは、過去平均を下回る
新興国は先進国を上回る経済成長が予想されるなか、新興国株式の株価収益率(PER)は足元、過去平均(1995年12月末~2023年6月末)を下回っています。新興国株式については、堅調な企業業績が継続する一方、株式市場では米国のテクノロジーセクターなどの成長株が注目を集めるなかで見過ごされてきたことなどが、PERが低水準となった背景だと考えられます。
■ PERの水準が低いほど、その後の株価上昇率が高い傾向
新興国株式のPERの水準別にその後の株価騰落率をみると、過去の実績ではPERの水準が低いほど、その後の株価上昇率が高くなっています。2023年6月末の新興国株式のPERは13.6倍です。過去の実績(1995年12月末~2023年6月末)で14倍台~13倍台をつけたときには、株価は1年後の平均で9%、3年後で同40%、5年後で同73%上昇しています。
■ 新興国株式のPERは、他の株式やREITと比べて低い水準
新興国株式のPERは13.6倍(2023年6月末)と、他の株式やREITと比べても低い水準です。
■ 長期的に株価の上昇が期待できる場合は、配当金を再投資する方が、より高いパフォーマンス
上昇トレンドが続く局面では、配当金を再投資したほうが、再投資しない場合と比べてより、高いパフォーマンスとなる傾向にあります。新興国株式は過去25年程度(1998年12月末~2023年6月末)にわたって上昇しています。この期間でみると、新興国株式は、配当金を再投資したほうが、配当金を受け取った場合と比較して、高いパフォーマンスとなっています。
5年間保有した場合でみると、リーマンショック、欧州債務危機などの、下落局面が続いた時期などを除いて、配当金を再投資したほうが、より高いパフォーマンスとなっています。
■ (ご参考)投資対象ファンドのパフォーマンスは先進国や新興国の市場平均を上回る
投資対象ファンドのパフォーマンスは2021年末以降、先進国や新興国の市場平均を上回るなど、比較的堅調なパフォーマンスを維持しています。
この堅調さの背景には、労働人口が増加する国を投資対象国としている当ファンドの特徴があると考えられます。当ファンドでは、成長が期待される新興国を投資対象としながらも、労働人口が減少している国々は投資対象から除外しています。現在、中国や韓国、台湾、ロシアなどは投資対象外となっており、地政学リスクが懸念されるこれらの国の組入れがないことや、同様に、株価上昇の反動が大きかったITセクターなどの割合が多い国(中国・韓国・台湾)の組入れがなかったことが寄与したとみられます。
コロナ後の経済再開への期待が高まる一方、物価の高止まりと金利上昇による景気後退懸念も台頭しています。こうした市場の先行き不透明感が高まる中、相対的に高い経済成長が期待される新興国への注目度は今後、さらに高まっていくとみられるほか、新興国の中でも、地政学リスクや価格の変動性が大きいITセクターなどの比率が相対的に低い当ファンドの投資対象国は選好されやすいものと期待されます。加えて、米国を中心とした先進国などの株式市場と連動性が低い傾向にあることで、分散効果が期待できる投資先としても再評価されると考えられます。
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