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- バイオ|主要バイオ医薬品企業の2025年4-6月期決算と注目ポイント
・2025年4-6月期の主要バイオ医薬品企業の決算は、市場予想を上回る
・主要バイオ医薬品企業は、肥満関連や炎症関連、がん関連など期待の新薬候補(パイプライン)の開発状況に注目が集まる
2025年4-6月期の主要バイオ医薬品企業の決算は、市場予想を上回る
当ファンドが投資対象とするバイオ医薬品企業の2025年4-6月期の決算は堅調な内容となりました。
当ファンドの組入上位の銘柄では、ギリアド・サイエンシズ(米国)、アムジェン(米国)、バーテックス・ファーマシューティカルズ(米国)、リジェネロン・ファーマシューティカルズ(米国)が売上高、利益ともに市場予想を上回る決算となりました。またアストラゼネカ(英国)も、売上高が市場予想を上回り、利益は市場予想と一致しました。
引き続き主要バイオ医薬品企業は、肥満関連や炎症関連、がん関連など期待の新薬候補(パイプライン)の開発状況に注目が集まっています。
ギリアド・サイエンシズ(米国)
2025年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益(調整後)がともに市場予想を上回りました。売上高は、抗ウイルス剤ベクルリーやC型肝炎ウイルス治療薬などは不振でしたが、同社の基幹領域であるHIV治療薬(ビクタルビなど)の売上高が前年同期比+7%と好調だったことが寄与し、前年同期比で+2%の増収となりました。1株当たり利益(調整後)は、研究開発費が負担となりましたが、売上増が寄与し、前年同期比で増加しました。
また2025年通期のガイダンスについては、売上高を283~287億米ドル(従来予想282~286億米ドル)に、1株当たり利益(調整後)が7.95~8.25米ドル(7.70~8.10米ドル)に引き上げました。
アムジェン(米国)
2025年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益がともに市場予想を上回りました。15の治療薬が前年同期比で2桁の売上増となったことなどが業績をけん引し、売上高は前年同期比+9%、1株当たり利益(調整後)は同+21%となりました。また、2025年の通期ガイダンスについては、売上高、1株当たり利益(調整後)ともに引き上げました。
引き続きマリタイドなどの肥満治療薬候補(パイプライン)の治験結果が注目されています。
バーテックス・ファーマシューティカルズ(米国)
2025年4-6月期の決算は、主力の嚢胞性線維症治療薬トリカフタ/カフトリオおよびアリフトレックが好調で、売上高が前年同期比+12%の29.6億米ドルとなり、市場予想も上回りました。また1株当たり利益(調整後)は、前年同期にアルパイン・イミューン・サイエンシズ(米国)の買収に関連する費用を計上していたことの影響がなくなったことなどにより黒字化し、好調な売上の寄与などにより市場予想も上回りました。
非オピオイド鎮痛剤ジョウルナブクスは、2025年3月初旬から7月中旬までに11万回超処方され、保険適用対象も拡大しています。また嚢胞性線維症の新しい治療薬アリフトレックも引き続き好調な立ち上がりとなっています。一方、急性痛の治療薬候補VX-993は治験の失敗を受けて単独の急性痛治療としての開発は中止となり、8月中旬の株価急落の要因となりました。
リジェネロン・ファーマシューティカルズ(米国)
2025年4-5月期の決算は、売上高、1株当たり利益(調整後)がともに市場予想を上回りました。ぜんそく、アトピー性皮膚炎などの治療薬「デュピクセント」(サノフィ(仏)との共同開発)やがん治療薬「リブタヨ」が好調でした。また加齢黄斑変性治療薬「アイリーア」は、全体(従来品+高用量)の売上が前年同期比で-25%となりましたが、市場予想は上回りました。
同社の株価は、「アイリーア」のバイオシミラー(バイオ後続品)を巡る懸念などから、2024年9月以降、下落基調にありましたが、「デュピクセント」やがん治療薬「リブタヨ」などの販売が好調であることや、複数の有力なパイプラインの治験が進行していることなどを考慮すると、引き続き同社は主要なバイオ医薬品企業として注目を集めるものと考えます。
アストラゼネカ(英国)
2025年4-6月期の決算は、売上高が市場予想を上回り、前年同期比+12%の増収となりました。「タグリッソ」や「イミフィンジ」など主力のがん治療薬は、前年同期比+10%超の伸びとなり、業績をけん引しました。一方、コア1株当たり利益は、市場予想と一致しました。なお2025年通期のガイダンスは据え置き、売上高は1桁%台後半、コア1株当たり利益は10%~14%台の伸びを予想しています。
同社は、決算発表の際に、米国における医薬品の製造および研究開発に対して、2030年までに500億米ドルを投資することを発表しました。
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