Article Title
新興国ポラリス|2025年6月の運用状況と今後の見通し
2025/07/22

Share

Line

LinkedIn

URLをコピー


概要

米国トランプ政権の関税政策等の実体経済への影響は今後顕在化することが予想され、その中で米国経済が引き続き堅調に推移するという楽観的な想定には一定の警戒が必要であると考えます。一方、関税政策が現実的な内容で決着するとの見方や、米国を中心とした追加金融緩和期待、さらには中東情勢など地政学リスクの後退などを背景とした株式市場の上昇トレンド(持たざるリスク)へも配慮すべきと判断します。そのため、今後、株式の一部引き上げを検討しながら、動向を注視する方針です。なお、株式部分では、米トランプ政権の地域別の関税政策に対する不透明感が根強く意識されるため、分散を意識した運用を行っていきます。債券については、通貨水準が割安と思われる新興国ソブリン債や資源国ソブリン債に対する投資を継続します。


Article Body Text

2025年6月の基準価額の推移

2025年6月30日の新興国ポラリスの基準価額は、前月末比110円上昇(+0.8%)の13,089円となりました。



 

運用状況

2025年6月は、現地通貨ベースでは新興国株式、世界株式、現地通貨建て新興国国債、世界国債が上昇しました。一方、金は下落しました。また為替市場で円がドルなど多くの通貨に対して円安となりました。

 

当ファンドの資産配分比

新興国ポラリスは、株式、債券、金の組入比率の変更だけでなく、株式部分や債券部分においても、それぞれ特徴の異なる複数のファンドを選別しており、投資環境に応じたきめ細やかな運用を行っています。

2025年6月末現在では、株式と金をそれぞれ35%程度、債券を20%程度、組入れています。

 

主な投資行動と振り返り

2025年6月末の組入比率は、前月末比で、キャッシュ等、金を引き上げた一方、債券、株式を引き下げました。また円資産比率(円建て資産と円ヘッジの外貨建て資産比率)は、2025年6月末時点で58%としています。

 

運用チームの着眼点

・米国トランプ政権の関税政策等の実体経済への影響は今後、顕在化する可能性

・一方、関税政策が現実的な内容で決着するとの見方や、米国を中心とした追加金融緩和の姿勢、さらには中東情勢など地政学リスクの後退などを背景とした株式市場の上昇トレンド(持たざるリスク)へも配慮すべきと判断

 

設定来の基準価額の推移

 

基準価額変動要因分析

基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。




●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。
●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。

MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。

お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資リスク、手続き・手数料等については以下の各ファンド詳細ページの投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

ピクテ新興国ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド



関連記事


日付 タイトル タグ
日付
2025/06/30
タイトル 【動画】新興国ポラリス|いまなぜ新興国投資なのか?<田中 純平> タグ
日付
2025/06/20
タイトル 新興国ポラリス|2025年5月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2025/05/29
タイトル 【動画】新興国ポラリス|年初来で堅調なパフォーマンスを示す新興国株式 新興国資産と金との組み合わせに投資妙味<田中 純平> タグ
日付
2025/05/21
タイトル 新興国ポラリス|2025年4月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2025/04/28
タイトル 【動画】新興国ポラリス|トランプ2.0で存在感が高まる新興国 新興国ポラリスの運用状況<田中 純平> タグ
日付
2025/04/24
タイトル 新興国ポラリス|2025年3月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2025/03/26
タイトル 新興国ポラリス|2025年2月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2025/02/19
タイトル 新興国ポラリス|2025年1月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2025/01/22
タイトル 新興国ポラリス|2024年12月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/12/18
タイトル 新興国ポラリス|2024年11月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/11/15
タイトル 新興国ポラリス|2024年10月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/10/18
タイトル 新興国ポラリス|運用開始から1年~新興国の多様な資産に投資 タグ
日付
2024/10/18
タイトル 新興国ポラリス|2024年9月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/09/13
タイトル 新興国ポラリス|2024年8月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/08/27
タイトル 新興国ポラリス|2024年7月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/08/08
タイトル 新興国ポラリス|足元の基準価額の推移について タグ
日付
2024/08/01
タイトル 新興国ポラリス|株式・債券部分の国別・通貨別配分比率 タグ
日付
2024/07/18
タイトル 新興国ポラリス|2024年6月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/06/19
タイトル 新興国ポラリス|2024年5月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/05/23
タイトル 新興国ポラリス|2024年4月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/04/26
タイトル 新興国ポラリス| 株式・債券部分の国別・通貨別配分比率 タグ
日付
2024/04/25
タイトル 新興国ポラリス|2024年3月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/04/09
タイトル 新興国ポラリス|設定来、堅調に推移する新興国ポラリスの基準価額 タグ
日付
2024/04/09
タイトル 新興国ポラリス|新興国ポラリスの特性をシミュレーションで分析 タグ
日付
2024/03/27
タイトル 新興国ポラリス|2024年2月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/02/27
タイトル 新興国ポラリス|2024年1月の運用状況と今後の見通し タグ
日付
2024/01/26
タイトル 新興国ポラリス|2023年12月の運用状況と今後の見通し タグ
もっと見る