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- インド準備銀行、サプライズなく据え置き
●インド中銀は2023年6月8日、市場予想通り政策金利の据え置きを決定
●足元のインフレ率はインド中銀のインフレ目標をやや上回るものの、落ち着きつつある
●足元のインド経済においては、エネルギー価格の低下と内需の回復がカギ。今後の金融政策動向にも注視が必要
インド準備銀行、サプライズなく据え置き
インド準備銀行(中央銀行)は2023年6月8日、政策金利(レポ金利)を市場予想通り6.5%で据え置くと発表しました。インド中銀は2022年5月の臨時会合で4%から4.4%に政策金利を引き上げ、以降2023年2月まで6会合連続で利上げを実施し、累計の上げ幅は2.5%となりました。
※詳細は、2023年6月12日発行の今日のヘッドライン 「インド準備銀行、サプライズなく据え置き」をご参照ください。
今後のインド中銀の政策動向にも注視が必要
依然として世界的にインフレが長期化する可能性が懸念されています。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、エネルギー価格は高騰しましたが、インドはエネルギー資源の多くを輸入に頼っているため、この影響を免れることはできませんでした。
しかし、欧米などに比べるとコロナ・ショック後の世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱などから生じているインフレ圧力の直接的な影響は、比較的小さいとみられています。
インドの2023年5月の消費者物価指数の前年比伸び率は4.25%と、インド中銀のインフレ目標範囲(4%(±2%))の中心値をやや上回るものの、落ち着きつつあります。
足元のインド経済において、エネルギー価格の低下と、内需の回復などが成長率の加速には欠かせないとみられます。インド経済の先行きを見極める上でも、今後のインド中銀の政策動向には注視していく必要があるとみています。
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