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- インド株式は割高? ~相対的に高い成長期待があることの裏返し~
●足元のインド株式は引き続き上昇。バリュエーションは依然として相対的に高水準だが、成長期待の高さの裏返しであるとみる。
●インド経済は、これまでも相対的に高成長を達成してきたが、依然として成長余地は大きい。
●今後も、相対的に高い経済成長がインド企業の利益成長や株価上昇の下支えになると期待。
インド株式は割高?
足元のインド株式は、引き続き上昇基調となっています。過去3年間のパフォーマンス(米ドルベース、配当込み)をみても、インド株式は米国株式を上回る上昇となっています(2024年2月27日時点)。
株式のバリュエーション(投資価値評価)水準は、予想株価収益率(PER)ベースでみると、インド株式は米国株式などに比べると高い水準にあり、相対的にみると割高という見方ができるかもしれません。
ただし、予想PER水準は、株価の上昇ペースと同様に大きく上昇しているわけではありません。この背景には、インド企業の利益についても、相対的に高い成長率が予想され続けていることがあります。予想PERが相対的に高い水準にあるのは、相対的に成長期待が高いことの裏返しであると考えられます。
インド経済には、依然として成長余地が大きい
インドは、世界的な経済大国へと変貌を遂げつつありますが、足元の1人当たりGDPは依然として低水準であり、日本に例えると高度成長期の水準であるといえます。このため、依然として成長余地は大きく残されていると考えられます。
日本の過去の実績では、1人当たりGDPが増加していく中で、消費の拡大が経済成長をけん引し、株価は大きく上昇しました。
今後も、相対的に高い経済成長が、企業の利益成長や株価上昇の下支えになると期待
インドは、人口大国というだけでなく若い年齢層の人口が多く、労働の担い手となる生産年齢人口(15~64歳)は、2048年まで増加すると予想されています(国際連合(UN)による予測)。一方、日本をはじめとした先進国を中心に高齢化が問題となっていることや、同じく人口大国である中国でも生産年齢人口は既に減少に転じています。
インドでは、若い人々が、労働によって所得を増やし、消費を拡大していくことなどがけん引役となることで、今後も相対的に高い経済成長が続くと予想されます。こうした経済成長が、企業の利益成長や株価上昇の下支えになると期待されます。
もちろん、より詳細にインド株式をみていけば、企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)に対して割高な株価水準であるとみられる銘柄もあります。加えて、今後の企業の業績動向についても、しっかりと注視していく必要もあるでしょう。そのため、銘柄選別は重要であると考えられます。
当ファンドの運用においては、引き続きボトムアップアプローチによるファンダメンタルズ(基礎的条件)分析により、長期にわたって持続的な成長が期待でき、バリュエーション(投資価値評価)に過度な割高感がなく適正な水準にあると考えられる優良企業を厳選した上で投資を行う方針です。
※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。
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