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- インド株式|長期にわたる持続的な成長性に注目(1)ヘルスケア関連分野
経済成長を背景とした生活水準の向上やライフスタイルの変化は、インドの人々の健康状態にも影響を及ぼしています。糖尿病などの生活習慣病は大幅に増加しています。インドでは今後も平均寿命が延び、高齢人口が増加していくと予想される中、ヘルスケア関連分野、特にインド国内の慢性疾患領域の治療薬に強みを持つ製薬企業などには、長期にわたって持続的な成長が期待できるとみています。
生活水準の向上やライフスタイルの変化がもたらす、「健康」への負の影響
インドは、相対的に高い経済成長を続けています。経済成長を支える1つに、若い人々(生産年齢人口)が多く存在していることが挙げられますが、彼らが所得を増やし、消費を拡大するなど「豊かさ」を手に入れています。生活水準が向上し、ライフスタイルも大きく変化していく中で、インドの人々の健康状態には、生活習慣病の増加といった負の影響も懸念されつつあります。
例えば、インドの糖尿病患者数は、今後も大きく増加することが懸念されています。
2000年には、およそ3,267万人と推定されていた糖尿病患者数(対象:20~79歳)は、2021年までに2.3倍に増加(およそ7,419万人)したとみられています。今後も患者数は増加するとみられており、2021年から2045年にかけてはさらに1.7倍増加し、1.2億人に達すると予想されています。
また、1990年以降のインドの死亡原因を要因別にみると、非感染症疾患による死亡者数の割合が拡大しています。さらに詳しく内訳をみると、2019年の死亡原因のトップは1990年と同様の「心血管疾患」で変わりませんが、その数は倍増しています。さらに、慢性呼吸器疾患、新生物(がんなど)、糖尿病関連といった慢性疾患は、1990年と比べると増加傾向が顕著となっています。
栄養状態の改善や医療へのアクセス向上などによって、平均寿命も年々延びており、高齢人口の絶対数が増加していくと予想される中で、生活習慣病を中心とした慢性疾患をはじめ様々な健康上の問題を抱える人の数は、今後も大きく増加していくことが懸念されています。
銘柄例|トレント・ファーマシューティカルズ ~高いニーズが存在する慢性疾患領域に強み~
トレント・ファーマシューティカルズは、インド製造業の中心地グジャラート州アーメダバードを拠点とする製薬会社であり、トレント・グループ(インドの複合企業)の中核企業です。
主にジェネリック医薬品の研究開発・製造・販売を手がけ、インド国内を中心に、米国やドイツ、ブラジルなど海外市場でも広く事業展開を行っています。
得意とする疾患領域は、心血管疾患、消化器疾患、中枢神経疾患、ビタミン・ミネラル・栄養関連、糖尿病関連などであり、今後もインド国内でニーズがいっそう高まると予想される慢性疾患の治療薬に注力していることが特徴の1つです。
ピクテのインド株式運用チームでは、トレント・ファーマシューティカルズについて、長期にわたって持続的に成長が期待できる「質の高い企業」であると評価し、2012年以降、約10年にわたって注目している企業です。
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