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- 公益株式の対世界株式相対パフォーマンス上昇 ~相対的に割安なバリュエーションに注目
●世界公益株式の世界株式に対する相対パフォーマンスは上昇傾向
●背景は、1)公益事業のディフェンシブ性が注目されること、2)AI(人工知能)の普及や経済の電化の進展などを背景に公益企業の増益が期待されること、3)公益株式の相対バリュエーション(投資価値評価)が割安水準であること、などが挙げられます。
●2000年頃からの公益株式優位の時代と類似性が多くみられる点に注目
■ 世界公益株式の世界株式に対する相対パフォーマンスは上昇傾向
トランプ米大統領の関税政策発動による混乱や地政学的リスクも意識されるなか、インフレや景気の先行き不透明感などもあり、世界の株式市場や為替市場は大きく変動しています。こうしたなか世界公益株式は2024年2月をボトムに、世界株式の上昇を上回って堅調に推移しています。
背景には、1)公益事業のインフレや景気後退などの市場環境の影響を受けにくい特性が注目されること、2)AIの普及や経済の電化の進展、発電コストが低いエネルギーへの移行などの今後数十年にわたる成長ドライバーを有し、公益企業の増益が期待されること、3)公益株式の世界株式に対する相対バリュエーションが割安水準であること、などが挙げられます。
■ 2000年頃からの公益株式優位の時代と類似点が多くみられる
過去の実績では、2000年から2008年にかけて、世界公益株式のパフォーマンスは世界株式に対して優位となりました。その後、2009年以降は世界株式が優位となりました。足元では、世界公益株式が優位に転換した2000年当時の市場環境と比べると、世界公益株式の相対PERが割安であったことをはじめとした類似点が多くみられることから、再び世界公益株式が優位となり、中長期的な投資機会となる可能性もあるとみられます。
■ 世界公益株式の株価収益率(PER)は相対的に割安水準
世界公益株式の直近の株価収益率(PER)は世界株式や世界情報技術(IT)株式と比べて低い水準にあります。また、世界株式や世界情報技術(IT)株式のPERは過去平均を大きく上回っていますが、一方、世界公益株式のPERは、過去平均に近い水準にとどまっています。
■ 世界公益株式の対世界株式相対PERが底打ちした後に世界公益株式は上昇する傾向
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