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- 2025年7月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は12,114円、前月末比+269円(+2.3%)となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、米国と各国の関税交渉の進展期待などを受けて上昇しました。世界の国債市場は下落(利回りは上昇)しました。為替相場では、主要通貨に対して円安が進行しました。
(運用状況)
当月末の基準価額は12,114円、前月末比+269円(+2.3%)となりました。
(基準価額変動要因)
株式、債券、金・その他コモディティのすべてがプラス寄与となりました。
当月の投資行動
主に株式の組入比率を引き上げ、債券の組入比率を引き下げました。
株式では、世界株式(AI運用型)などの組入比率を引き上げた一方で、ディフェンシブ戦略株式などの組入比率を引き下げました。
債券では、世界ESG関連投資適格社債の組入比率を引き上げた一方、欧州国債(ETF)を売却、先進国ソブリン債の組入比率を引き下げました。
金・その他コモディティでは、金の組入比率を引き上げました。
今後の運用方針
トランプ関税について、日本や欧州連合(EU)が合意に至るなど各国協議の進展を受けて、世界の株式市場はおおむね上昇基調にあり、株式の割高感が再び意識され始めています。世界経済は、引き続き米国を中心に底堅さを維持しているものの、関税による経済成長や物価への影響は今後顕在化するとみられ、こうしたリスクに配慮する必要があります。一方、潤沢な流動性がリスク資産の支援材料となる可能性があります。
こうした状況を鑑み、リスク資産に関しては短期的な下値リスクに警戒しながらも、やや強気なスタンスで臨む方針です。債券では、財政悪化やインフレなどを警戒し、デュレーションを抑えるスタンスをとります。
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