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- 年初来の金利急上昇と世界公益株式動向
長期金利の急上昇などを受けて、当ファンドの投資対象である世界公益株式の株価は下落しています。長期金利の急上昇局面では注意が必要です。ただし過去およそ12年間の実績でみると、長期金利が短期的に上昇しても世界の公益株式の株価は上昇してきました。金利急上昇による株価の調整は中長期的な投資機会を提供すると考えることもできます。
年初来の世界公益株式の低迷理由~金利急上昇が影響
2020年2月後半からのコロナショックを経て、主要国の金融・財政政策を受けて世界景気回復期待が高まり、世界の株式市場は上昇し、当ファンドの投資対象である世界公益株式も上昇、基準価額の上昇要因となってきました。2021年に入り、景気回復期待を背景に、米国をはじめとした主要国の長期金利は、急上昇しています。この影響を受けて、世界株式市場が続伸するなか、世界公益株式の株価は2021年1月に入ってから下落に転じ、当ファンドの基準価額にもマイナス要因となっています。
今後の見通し~長期金利の急上昇局面では注意が必要だが、中長期的には投資機会を提供している可能性
長期金利の急上昇局面では、債券の代替としての高配当利回りの株式や金利負担の大きい企業の株式などにマイナスの影響が大きく注意が必要です。
ただし、2009年3月以降の長期金利の推移を米国10年国債利回りでみると、4%程度を上限に上下しながら昨年0.5%まで趨勢的に低下してきた状況のなかで、長期金利の反転上昇時にも世界公益株式は、その後の期間において上昇していました。金利上昇時は景気回復局面であることが多く、株式市場全体がその後堅調に推移したことに加え、タイムラグをおいて電力価格が上昇し、公益企業の収益が増加する傾向がみられ、公益企業の株価の上昇要因となったことも一因と考えられます。
このため、金利急上昇による株価の調整は、中長期的な投資機会を提供すると考えることもできます。
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