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ポラリスの特性をシミュレーションで分析~長期の資産形成の選択肢の一つに
2023/06/20

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概要

●ポラリスは設定来で+37.0%上昇|難しい投資環境だった2022年もプラスのリターン
●シミュレーション上では世界株式よりも相対的に安定した長期投資リターンを示したゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)
●ゴールデン・リスクプレミアム戦略は、シミュレーション上は積立投資でも相対的に安定



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2022年に株式、債券ともに軟調な動きとなる中、ポラリスは堅調に推移|設定来のパフォーマンスは+37.0%

当ファンド(以下、ポラリス)の基準価額は、2023年6月12日時点で設定来高値の13,703円となっています(設定来(設定日:2020年6月26日)リターンは+37.0%)(図表1参照)。

またポラリスは設定来、暦年ベースでも毎年プラスのリターンを上げています。2022年は、主要中央銀行による金融引き締めが進む中、株式や債券など幅広いアセット・クラス(資産)で価格が下落するという難しい投資環境となりましたが、そのような環境下でも、魅力的なリスクプレミアム注が期待できる資産を選択/投資するポラリスは、金を高位で組入れることでプラスのリターンを上げています(図表1参照)。

 

 

※以下の「ゴールデン・リスクプレミアム戦略」は、株価指数などの市場データを用いた過去のシミュレーションであり、ファンドの運用実績ではありません。当シミュレーションは、すでに存在している各資産のリターンと金利の関係から過去のパフォーマンスが高くなる資産の組み合わせを事後的に策定したものです。したがって、ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。シミュレーションの詳細や図表中に使用した指数については「パフォーマンス・シミュレーション、指数・出所について」をご参照ください。

世界株式よりも相対的に安定した長期投資リターンを示してきたゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)

設定来、基準価額が堅調に推移しているポラリスですが、長期的なパフォーマンス特性を考える上で参考になるのが、魅力的なリスクプレミアムが期待できる資産を選択していくというポラリスの運用の考え方に準拠して試算したゴールデン・リスクプレミアム戦略(金利水準等を参照しながらポートフォリオを調整)のシミュレーション結果です。これを見ると、長期にわたり相対的に変動が少ない上昇基調を示しました(図表2参照)。

ゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)では、10年間保有した場合、いずれのタイミングで投資を開始しても、リターンはプラスとなります。一方、実際の世界株式のパフォーマンスは、リーマンショックの後、株式市場が低迷した数年間にわたりリターンがマイナスとなりました(図表3参照)。

 

ゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)は、積立投資でも相対的に安定

ゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)で毎月10万円ずつ積立てした場合のシミュレーションが図表4です。ゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)は、相対的に価格変動が小さい特性が見られ、安定的にその積立評価額が増加する結果となりました。一方、相対的に価格変動が大きな米国株式は、足元の評価額は累計積立額を大きく上回っていますが、リーマン・ショック時など評価額が累計積立金額を下回る時期がありました(図表4参照)。

また2000年9月末から2023年5月末の期間において、各月末を起点に毎月10万円を5年間/10年間積立投資を行った場合の評価額をみると、5年間/10年間ともに累積積立金額を積立終了時の評価額が上回っていることがわかります(図表5参照)。

ゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)はあくまで過去のシミュレーションで将来の投資成果を示唆するものではありませんが、相対的に安定した長期投資リターンが期待できるポラリスは、長期の資産形成の選択肢になると考えられます。

 

<ご参考>米国株式とゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)の組み合わせ

多くの投資家が保有している米国株式とゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)の組み合わせ比率を10%ずつ変化させた場合のリスク・リターン(有効フロンティア)を見ると、過去10年間、過去20年間ともに、米国株式に対してゴールデン・リスクプレミアム戦略(試算)の組入比率を10%ずつ増やすたびに、リスクが低下する結果となりました。なお、リターンは過去10年では低下、過去20年では上昇しています。

インフレの高止まりや主要中央銀行が利上げを継続する可能性、金融不安などによる新規融資の伸び悩みなどが予想される中、世界経済は先行き不透明感が広がっています。このような投資環境下では、相対的に安定したパフォーマンスが期待できるポラリスを資産の一部として保有することで、資産全体のリスクを下げることが、資産防衛に資する可能性があると考えます。



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