ブースト・アップ


シニア・フェロー市川眞一が政治や経済情勢を独自の視点で分析します。



米国市場においてWTI原油先物価格が1年2ヶ月ぶりに1bl=60ドル台となった。新型コロナ禍収束への観測、そして主要中央銀行による金融緩和が、マーケットの期待インフレ率を高めていることが背景だろう。また、昨年の原油価格の急落を受け、米国のシェール・オイルが大幅な減産に追い込まれた結果、世界の原油需給が引き締まっていることも理由と言える。過去10年間、世界で唯一原油生産量を顕著に増加させたのは米国のみであり、米国の石油事業者の動向が国際市況に与える影響は極めて大きくなった。シェール・オイルの減産で米国内における在庫水準の調整が進み、価格の下落圧力が緩和されたことは明らかだ。もっとも、原油価格の上昇局面は取り敢えず一巡する局面が近付いているのではないか。原油の市況は世界の名目成長率と連動する傾向があり、2021年は景気の回復が見込まれている。一方、シェール・オイルの特徴の1つは、短期間に生産を再開できることだ。既に米国において稼働中のシェール・オイルのリグ数は底入れしており、価格が上がればさらに生産量が増えるだろう。結果として、リバウンド一巡後、原油価格は安定基調となることが予想される。

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