ディープ・インサイト

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中東混迷下での金の考え方

ホルムズ海峡が実質的に封鎖され、原油が上昇する一方、有事に強いはずの金の価格は調整した。急騰直後だけにリスクオフの換金売りに押された上、一部の国が通貨下落に対応して金準備を取り崩しているのだろう。そうした現象は第1次、第2次石油危機でも見られた。もっとも、中長期的に考えれば、金は国際社会の分断、インフレリスクに対するヘッジ機能を有するのではないか。