今日のヘッドライン

日々マーケットで起きている様々な出来事を独自の視点で解説します。

9月12日

8月の米CPI、関税の意外な影響と全体の落ち着き

8月の米CPIは前年同月比2.9%上昇と予想通りの結果となり、コアCPIも3.1%上昇だった。エネルギーや食品価格が押し上げ要因となった一方で、関税の影響は明確ではなかった。新規失業保険申請件数の増加など労働市場の悪化は景気下支えの必要性を示唆している。今後は関税の価格転嫁時期とサービス価格に引き続き注意は必要だが、両者が同時進行する可能性はやや低下したかもしれない。

    すべて グローバル 北米 欧州 新興国 中南米 アジア・オセアニア 中東