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6月12日

5月の米CPI、関税の影響の「まだ」と「これから」

5月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇と小幅な伸びにとどまるなど全般に鈍化傾向で、トランプ政権の関税政策の影響は限定的と見える。エネルギー価格やサービス価格の鈍化が要因であり、一部の品目で関税の影響が見られたものの、輸入在庫の活用などで物価を抑制する動きも見られ全体の物価上昇は抑えられた。ただし、企業の価格設定行動の今後についての注視が肝要だ。

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